紙の盾 |
まったりと過ごしていたところ、司教さまからお呼び出しを受けます。 本日はオベントはないはず。 「腕を拝見したい」 ・・・・・拝見していただくほどの腕はありませんが・・・・・・ SST酒場にプリムちゃんを迎えにいって、Fのムーングローに集合です。 二人の腕を拝見とのことですが、とりきち弱いです!プリムちゃんも同じく弱いと申します。 ええ、スキルだけはGMですが、土エレ相手にGMにしただけですからね。 「噂に聞くところによると、二人とも昨日は騎士を前に逃げ出したそうですね・・・・・・・」 ギクリ・・・・・ 昨日のイベント終了後に、二人っきりのときに、騎士3人が現われたときのことのようです。 「逃げてませ〜ん。戦闘終わった後にあらわれたから、お話したらむこうから去っていきました〜」 「そういうときは追撃するのです」 追撃するほどの腕なんてないもん・・・・。 Fムーングロ市内の模擬戦とのことですが、正直、とりきちは司教さまを見失う可能性があります。 司教さまを探してさまようだけのような気がします・・・・・・・・ そうすると司教さまはゲートをだされました。 ムーングローの銀行2階です。 まぁ・・・たしかにそのとおりですが。二人がかりで、司教さまにかかってこいとのおおせです。 それでも死ぬことはまちがいなし!とへんなところで自信満々のとりきち&プリムコンビ(笑) 一応、プリムちゃんが魔法&援護。とりきちが特攻ということで、とりあえず戦闘開始。 「30秒はもちたいねっ!」 というとりきちのささやかな希望に、司教さまは無言でした。 そして戦闘開始!! 30秒もたなかったよ・・・・・ママン・・・・ヘ(゜ο°;)ノ 連携?なにそれ、コンビネーション?なにそれ、というものでございましたとも。 とりきちをあっさりと沈め、司教さまはプリムちゃんもじっくりと料理されましたとも。 あまりの弱さに司教さまも驚きです。 レポート十枚なんて・・・そんな・・・・ プリムちゃんもとりきちも、一応は司教さまの近衛となっております。 精鋭なのですといわれても、己の分をわきまえるとりきち&プリムコンビ。 「ナベの蓋から、木の盾。それよりも、銅の盾、鋼の盾とレベルアップをしなければ」 そうです・・・近衛とはいってしまえば、司教さまの盾。いざというときに、司教さまが逃げるまでの時間稼ぎです。 にしても、現在の近衛二人組みは、紙の盾よりも弱いかも・・・・・・ 精鋭だと思っておりますというありがたいお言葉に、二人はさしあたって、よい防具を購入するために稼ぐことと、互いのコンビネーションの練習をしなければならないと痛感したのでした。 このあと、ヘッジメイズで赤閣下と戦い、とりきちはあっけなく死亡〜(笑) 果たしてこの二人が、紙の盾からレベルアップする時はくるのか。 名実ともに精鋭になれるのかは・・・・・ それはまだまだ闇の中ということで。 |
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